
AIPN事務局
2025年7月13日
ISTS徳島にAIPN視察団が参加|地域と宇宙をつなぐリアルな一歩
2025年7月11日から、一般社団法人 航空宇宙産業推進ネットワーク(AIPN)が企画・同行したISTS徳島視察ツアーが行われました。
今回の視察団は、柳川市内の民間企業経営者、市議会議員、市職員、AIPN関係者で構成され、地方の中小自治体と宇宙産業との接点を探ることを目的としています。
宇宙の入り口、徳島にて

会場は、等身大のガンダムの頭像が出迎えるアスティとくしま。
ここで開催された「第35回 宇宙技術および科学の国際シンポジウム(ISTS)」は、日本航空宇宙学会が主催する国内最大級の宇宙技術の祭典です。
オープニングでは、日本航空宇宙学会・澤井秀次郎会長が「民間の熱意を感じる」と語り、続いて徳島県の村上耕司副知事も「世界のトップ人材が集まるISTSを徳島で迎えられることへの喜び」を述べました。
柳川からの参加とネットワーキング

柳川市からは合同会社HGグローバルインダストリーズがブースを出展。宇宙往還機のイメージパースの前には子どもたちが多く見入る様子がみられました。柳川から参加した視察団は複数の出展企業と活発な意見交換を行いました。
とりわけ、やながわ宇宙ビジネス交流会でも講演いただいた株式会社ひびき精機・松山代表や、ロケットの燃料開発に取り組む株式会社ロケットリンクテクノロジー・森田代表との交流は、地域と宇宙の関係性をよりリアルに感じさせるものでした。


4月に柳川で開催した宇宙ビジネス交流会が、今回の徳島での再会と対話につながっている点も印象的でした。
出展企業から見る“宇宙産業のいま”
会場には、国内外から30を超える企業・団体が出展。
JAXA、NEC、三菱重工、富士通といった大手に加え、
スタートアップや海外企業も数多く集結し、
地方にいながらにして宇宙業界の最前線に触れられる貴重な機会となりました。

徳島県ゾーンには大塚製薬や徳島大学の姿もあり、地場企業と宇宙の接点づくりが全国で進んでいることがうかがえました。

地域×宇宙ビジネスの可能性
AIPNとして今回の視察で得られた最も大きな手応えは、
「地域の視点から宇宙産業に関わることは十分に可能であり、むしろ求められている」という実感です。
行政、議会、民間が垣根を越えて同じフィールドに立つことで、
これまで縁遠かった宇宙ビジネスが「地続きの現実」として動き始める――
そのような兆しを、視察団一同が感じ取る機会となりました。

おわりに
AIPNでは今後も、地方と宇宙産業の橋渡しとなる機会を積極的に創出してまいります。
本視察ツアーで得た知見やネットワークを活かし、
地域から始まる宇宙の未来を、現場の皆さまと共に描いていきたいと考えています。